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- 2014.05.02 Friday
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おばあちゃんパワーキタぁ〜!
製作年:2006年
監督:ベティナ・オベルリ
出演:シュテファニー・グラーザー他
<あらすじ>スイスの小さな村に住む80歳のマルタは、9ヶ月前に夫に先立たれて以来鬱々とした日々を送り、自分も早く夫のもとへ行きたいと願うようになっていた。ある日、昔得意だった裁縫仕事を依頼され、眠っていた創作意欲に火がつくまでは。若い頃、マルタは手刺繍のランジェリーの店を開くことを夢見ていたのだ。早速、親友リジーの手を借りて開店準備を進めるが、村人はハレンチな下着の店に眉をひそめるのだった。
スイス映画です。
亡くなったおじいちゃんのいいつけで得意な刺繍を封印していたおばあちゃんが、「創作意欲」をバネに立ち直っていきます。
老後の暮らしに何の希望も持てなくなったいた親友たちも次第にそれを手助けするようになり、生きる気力を見出していきますが・・
「美しいランジェリーのお店」は厳格で閉鎖的な村人の退屈な毎日にセンセーションを起こします。
一番偏見持ってるのは「息子共」だったりするんだな・・これが。
あの手この手の妨害をうけても年齢を重ねた知恵で受け流していたマルタとその親友たちでしたが、ついに店を汚されはじめて声を荒げる。
でもそんな彼女たちの味方は村人の中にちゃんといたんですね。
皆の前でマルタが「・・この気持ちは・・何て言うんだろう?・・」と戸惑ったとき、声が上ります「生きがいだろ!」「「喜びよ!」と。
年を重ねることは悪くないですね。
いくつになろうと生きる喜びは見つけられる、変化をバネに成長できる と思うと安心して年を取れそう。
主役のおばあちゃんシュテファニー・グラーザー とても可愛かったです。
たまにはこういうのを観ないとダメなような気がします。
製作年:2000年
監督:スティーブン・ダルドリー
出演:ジェイミー・ベル他
<あらすじ>1984年、イギリス北部の炭坑町。11歳のビリーは炭坑労働者のパパと兄トニー、おばあちゃんと暮らしていた。ある日、ビリーの通うボクシング教室のホールにバレエ教室が移ってきた。ふとしたことからレッスンに飛び入りしたビリーは、バレエに特別な開放感を覚えるのだった。教室の先生であるウィルキンソン夫人もビリーに特別な才能を見出した。それからというものビリーはバレエに夢中になるのだが……。バレエ・ダンサーを目指す少年の姿を描いたS・ダルドリー監督の長編第1作。
炭鉱閉鎖と音楽・・「ブラス!」も音楽が希望を与えてくれるお話でしたね〜。
(実際はあちらは「リトル〜」より70年ほど昔の話みたいですが)
ビリーは母親を失くし、その上炭鉱のストライキで父と兄はカリカリしているという状況。
重苦しい雰囲気が周囲を包む中、ボケている祖母の面倒を見ながら音楽を聴いて踊る事だけが楽しみなビリー。
少年らしい無邪気さで日々を楽しんだり、炭鉱問題や母親への想いで悲しんだり、その中で一筋の光〜ダンス〜を自分の進む道にしていきます。
反対していた父親と兄もビリーの真剣な想いを知り協力していく。
無力な子どもですから、周囲の後押しと理解無しには夢の実現は不可能ですよね。
主人公の少年は気難しい顔から笑顔に変わるときの表情がとても良いですね。
この人はジェイミー・ベル 英出身 1986年生。
14才でこの役をして、
今は23才の青年です。
悪い噂も聞かないし・・順調に良い俳優さんとして成長してくれるといいな〜と思います。
2000年「リトル・ダンサー」
2002年「ディケンズのニコラス・ニックルビー」「デス・フロント」
2004年「アンダートウ 決死の逃亡」
2005年「キング・コング」「ディア・ウェンディ」
2006年「父親たちの星条旗」
2008年「ジャンパー」「ディファイアンス」
製作年:2008年
監督:ガイ・リッチー
出演:ジェラルド・バトラー他
<あらすじ>ロシア人マフィア一味が不正な土地取引に目をつけ、それを横取りするために数百万ドルという大金をつぎ込んだことで、ロンドン中の闇社会が動き出す。マフィアのボスからセクシーな会計士、汚職警官、ツキに見放されたコソ泥、そして伝説のロッカーまでが、互いに共謀したり衝突しながら、手早くリッチになろうと奔走する。
ガイ・リッチー監督が好きなので観たんですが・・・無難な感じ。
相変わらず登場人物がおしゃれで「イギリスらしい」と言えばそうなのだけど・・キレイすぎ。
「与太者の集まり」には見えない面々。
「ロックストック〜」「スナッチ」好きだったんだけどな〜。
「劇場で観損ねた・・」と落胆して以来、すっかり忘れてたんですが・・
製作年:2007年
監督:ザック・スナイダー
出演:ジェラルド・バトラー他
<あらすじ>紀元前480年。スパルタ王レオニダスのもとに、圧倒的な軍力を誇るペルシア帝国・クセルクセス王の遣いがやって来た。曰く、土地と水を差し出さなければ、国を滅ぼすという。しかしレオニダスは遣いを葬り去り、ペルシアと戦う道を選んだ。託宣師のお告げも無視し、テルモピュライでの決戦に挑むスパルタの精鋭たち。その数はたった300人。対するペルシアの軍勢は、なんと100万の大軍だった…。
歴史にめっぽうウトイんです。
特に「世界史」。でもエンターテイメント映画だから大丈夫!
ストーリーはともかく、戦闘シーンはすばらしかった。
敵側はクリーチャーめいたキャラが多く胸躍りましたが、
その中でもいちばんインパクトがあったのは、その長「クセルクセス」。
いくらなんでもスゴすぎる。
やっぱりガタイの良いヒーローは安心感あります。
製作年:2008年
監督:レキシー・アレクサンダー
出演:レイ・スティーヴンソン他
過去に2度映画化されたマーベル・コミックの人気ヒーロー、パニッシャーを主人公にしたバイオレンス・アクション。ニューヨークを舞台に、パニッシャーと最悪の敵ジグソウの攻防を描く。監督は元世界女性空手チャンピオンのレクシー・アレクサンダー。パニッシャーをテレビドラマ「ROME[ローマ]」のレイ・スティーヴンソンが演じる。大人の読者がターゲットになっている“PUNISHER MAX”シリーズの世界観を存分に生かした、ダークでハードな展開が見どころ。
主演のレイ・スティーヴンソンは英出身!(そうだと思った・・)
絵になる感じの存在感です。
どっかで観た・・と思ってたら「ゾンビ・ソルジャー」の軍曹役でした。いかにも戦争映画が似合いそうな感じ。
ジェラルド・バトラーに似ているような・・。素敵なおじ様です。
マウスの調子が悪いのでこのくらいが限界。
ロバート・ダウニー・Jrってホントかっこいいですよね〜。
この人は若くてやにさがった感じの頃より今のおっさんが好き。
製作年:2008年
監督:ベン・スティラー
出演:ベン・スティラー他
<あらすじ>ベトナム戦争の映画のために、三人のスターがベトナムのロケ地にやってきた。落ち目のアクションスターのスピードマンは返り咲きのチャンスを賭け、下品なコメディで人気のポートノイは芸域を広げるのが目的。そして演技派のラザラスは、黒人軍曹の役のために肌を黒くする手術まで受けるほどの役者バカ。しかし撮影は進まず、困った監督はリアリティを出すために彼らをジャングルに放り込む。しかしそこは本当の無法地帯だった…。
私・・ベン・スティラー苦手でした。忘れてた。
なので気になったとこだけ
個性的で自己中心な俳優3人はそれぞれ昔のヒット作があり、それが冒頭で紹介されます。
ロバート・ダウニー・Jrはアカデミー賞主演男優賞5回受賞という演技派俳優のカーク・ラザラス役。
代表作はこういうシリアス映画らしい。
内容は「禁断の愛」がテーマっぽい。
「相手方のこの美青年誰よ?!」と思ったら、トビー・マグワイアでした。
「本気出せばこのくらいなれるんだね!トビー!」と。
こんなことだけ強く思った。
「バンク・ジョブ」も観ました。地味によくできた映画だった。
英国人コメディアン、サシャ・バロン・コーエン主演による社会風刺コメディ。英米両国で放映されたTV番組「Da Ali G Show」内の人気キャラクターのひとつ、ボラット(カザフスタンのTVリポーター)が、米大陸横断を敢行し、行く先々で文化的な衝突を繰り返す。
製作年:2006年
監督:ラリー・チャールズ
出演:サシャ・バロン・コーエン他
外国のコメディアンの人・・っていまいち面白みが分からないのでスルーしてました。
でも面白かった。お下劣ネタの臭いが漂ってきそうなのだけは勘弁してほしかったですが・・。
サシャ・バロン・コーエンはユダヤ系イギリス人のコメディアン。
彼の持ちネタのキャラクターが「ボラット」というカザフスタン人ジャーナリスト。
ボラットの故郷の村で行われる「ユダヤ人追い祭り」。もちろん村も祭りも実在しません。↓
カザフスタンの片田舎のTVレポーターは文化的に遅れていて、ある意味原始的で野蛮です。その上英語も訛りがあり、完璧に話せない。
そんな彼が遠慮なくぶしつけに、そしてある意味純粋に思ったことを口にし、人に接します。(彼は女性・ジプシー・ゲイ・ユダヤ人といろんな対象をヒドク差別しているんですが・・・)
彼がアメリカの文化を学ぶ旅に出て現地で騒動を引き起こしまくるというお話。
アメリカで素人さんに前もって知らせることもないドッキリ撮影をして相手の素の反応を見る事ができ、そんな様子を見て笑っていると知らずと自分が持っている人種などへの差別意識がはっきりと認識できる・・という仕組み。
ボラットはアメリカでさまざまな経験をします。
ちょっと面白かったのが「ペンテコステ派の集会」。失恋したボラットが知らずに迷い込みます。
「ペンテコステ派」ってキリスト教の一派のようですが、にぎやかで熱心で・・ボラットが普通の人に見えるくらいすごかった。
サシャ・バロン・コーエンの最新作は「ブルーノ」。もう公開済みですね。
”ファッションリポーターを務めるゲイのオーストリア人ブルーノがアメリカでスターになろうとする”ってお話らしい。下ネタがきつそうなのでまた観る決心がつくのに時間がかかりそう・・。