観てきました。
<あらすじ>
アメリカ最北の町・バロウ。そこは、夏は日の沈まない白夜が訪れる反面、冬には30日間太陽が昇らない極夜がやってくる極寒の町だ。そんな極夜の闇に乗じて、日光のみが弱点のヴァンパイアたちが町に現れ、住民たちを次々と惨殺し始める。氷と闇に閉ざされた町が陸の孤島と化す中、保安官のエバンは、住民や家族たちを守るため、ヴァンパイアとの絶望的な闘いに身を投じていく…。
2007年に全米公開。サム・ライミ製作。監督は「ハードキャンディ」のデヴィッド・スレイド。しかもジョシュ・ハートネット主演!ということで観てきました。
日の昇らない30日間の前夜、ヴァンパイヤが狩りにやってくるお話。
この設定は面白いですよね。
極夜と呼ばれるその期間が嫌で街の人たちもどんどん実家だのに退散している中、異変が起きはじめます。街で3人の保安官の一人のエバン(ジョシュ・ハートネット)は対処に追われ、離婚の話し合い中の奥さんも空港に行く途中事故に遭い一ヶ月間街に閉じ込められることになる。
ヴァンパイヤは現れた途端殺し放題で、武器が効かないヴァンパイヤ相手に街の人々は手の打ちようがない。ヴァンパイヤが喉元に喰らいついたら血しぶきが飛び散るは、傷口はぐちゃぐちゃになるはで大変汚い食事シーンでした。その上ヴァンパイヤも首を切り落とさないと死なない・・というわけでこの映画スプラッターなのかもしれないな・・と。R15のはずです。
生き残ったエバンたちはそれから30日間を生き残らなくてはならない。食事は?武器は?安全な隠れ場は?とエバン一人で頑張ります。
ヴァンパイアは個体差はありますが、人間離れした体力と容姿。この女ヴァンパイヤなんて、不細工さにあきれてしまった。
このヴァンパイヤたち清潔にはこだわらないようで30日間汚れっぱなし。しかもケモノ系なので、品がないのが残念です。
この街に来たヴァンパイヤたちの「狩り」の方法はまず油断している人間を片っ端から襲い、その次は隠れている人間たちをおびき出すため「人間」というエサを放って助けようと出てくる人間の仲間を誘い出そうとしたりします。そして食事の前には人間をむやみにいたぶったりする猫系?頭が良いというよりケモノ。
ヴァンパイヤは吹雪の日には活動しないのでエバンたちは吹雪の日を待ちます。なぜなんだろう?視力が弱いんだろうか?
そのほかも
ヴァンパイアを導いたホームレスの男は何で血を吸われなかったのか?とか。
エバンが奥さんと離婚する理由は何なのか?(時々チラッと話しに出てくるので気になる〜)とか。
シーンのつながりや人物のいる場所の位置関係が分かりにくい、とか・・。
急に大きな音が出るのでドッキリ的な意味でビックリする とか。
細かいところがほおりっぱなしの感がある、大味な感じの映画でした。
眠くはならなったんだけど・・。(これ大事)
ジョシュはかっこよかったけどね。今度はドラマで見てみたい。