クライヴ・バーカーの短編小説「禁じられた場所」の映画化作品。
グロいシーンはほとんどありませんので・・。
製作年度 1992年
監督 バーナード・ローズ
出演 ヴァージニア・マドセン 、トニー・トッド 、ザンダー・バークレイ
解説: 鏡の前でその名前を5回唱えると現れるという“キャンディマン”の伝説。そのことを研究していた女子大生ヘレンの前に、謎の黒人が現れるが、彼こそキャンディマンであった……。 (allcinema ONLINE)
レザーフェイス、ブギーマン、フレディ、ジェイソン、ハンニバルなどなど数あるシリアルキラーの中では品があって、人間味あふれている方でしょうね。
なにせ寝たり、キャンディ食べたり、赤ちゃん世話したりしています。
ところで「キャンディマン」とはアメリカでは「都市伝説」なの?
この作中では
「昔、裕福な家に生まれ育った黒人画家が白人の地主の娘と恋に落ち、娘は妊娠してしまう。それに怒った父親の地主は人に頼み、画家の大事な右手を切り落とさせ、ミツバチまみれにして殺してしまう。この画家が「キャンディマン」になる。」都市伝説となったキャンディマンは人の恐怖心がなければ消えてしまう存在なので罪もない人を殺し続けている。
というものらしい。
キャンディマンを演じるトニー・トッドは前振りにちょっと出てくる「ニセキャンディマン」と比べても格段の違い。品の良さと長身を生かすロングコートの似合いぶりできわだっています。頭ちっさ!
キャンディマンを研究する女性を一息に殺さず「一緒の世界に行こう」と説得を重ねるキャンディマンは結構紳士的。しかし現実世界に絶望してもなお人間の心を残すヘレン。
2人は実は「わけあり」で、っちゅうパターンです。ドラキュラも思い出しますね。
しかし人はミツバチにたくさん刺されたら死ぬんだろうか?ミツバチだよ!?スズメバチじゃなくて。
あ、キャンディマンさん ゴメン!許して!