良作B級です!おすすめ!
よく出来た、手の込んだお化け屋敷に入ったようなこの作品。
古典っぽいですが、アジアンホラーの臭いがして感覚的に嫌悪感を抱かせてます。見飽きなかったです。
製作年度 1999年
監督 ウィリアム・マローン
出演 ジェフリー・ラッシュ 、ファムケ・ヤンセン 、テイ・ディグス 、ピーター・ギャラガー 、クリス・カッテン 、アリ・ラーター (allcinema ONLINE)
解説: 1958年のホラー「地獄へつゞく部屋」のリメイク。忌まわしい過去を持つ元精神病院を舞台に、そこで一夜を過ごす事になった男女の恐怖を描く。斬新なVFX映像や効果音、そして凝った美術セットで迫力の恐怖描写を演出。ジェフリー・ラッシュ主演。ロバート・ゼメキス&ジョエル・シルバーが設立したホラー映画専門製作会社、ダークキャッスル第1回作品。“無事一晩過ごせたら1億円”のキャッチフレーズで招待された男女数人。だがそこは、かつて人体実験が行われていた精神病院だった……。
何かありそな夫婦はすきま風どころか愛憎の嵐が吹きすさんでます。
複雑な夫婦を演じる2人はジェフリー・ラッシュとファムケ・ヤンセン
夫の触ったところを消毒すると言う妻。「お前は男は多いほど良いだろ」と言う夫。以前相手に殺されそうになった過去をののしり合います。別れりゃいいのに・・
この夫婦の妻の誕生日にある恐怖の出来事があった屋敷へ客が招かれます。
しかし5人の客は夫婦が招いた覚えがない客です。全員が揃うと重いシャッターが閉まり出られなくなる。
でも怖い事が起こるのは主に地下だけ、じゃあ地下に行かなきゃいいじゃん!という心の声は無視しましょう。きっと登場人物も怖楽しくて行ってるに違いありません。だって地下に行くといつも変なうめき声のBGMかかってるし・・。
ホラー趣味が高じて悪趣味とも言えるダンナの悪いいたずらか?それとも幽霊のしわざか?引っ張って最後まで魅せます。
最後に出て来る屋敷の奥に潜んでいた悪魔(悪霊の集合体)がロールシャッハテストの絵みたいで、見れば見るほど嫌悪感、下手な怪物より嫌だったなあ〜。