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- 2014.05.02 Friday
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「バンク・ジョブ」も観ました。地味によくできた映画だった。
英国人コメディアン、サシャ・バロン・コーエン主演による社会風刺コメディ。英米両国で放映されたTV番組「Da Ali G Show」内の人気キャラクターのひとつ、ボラット(カザフスタンのTVリポーター)が、米大陸横断を敢行し、行く先々で文化的な衝突を繰り返す。
製作年:2006年
監督:ラリー・チャールズ
出演:サシャ・バロン・コーエン他
外国のコメディアンの人・・っていまいち面白みが分からないのでスルーしてました。
でも面白かった。お下劣ネタの臭いが漂ってきそうなのだけは勘弁してほしかったですが・・。
サシャ・バロン・コーエンはユダヤ系イギリス人のコメディアン。
彼の持ちネタのキャラクターが「ボラット」というカザフスタン人ジャーナリスト。
ボラットの故郷の村で行われる「ユダヤ人追い祭り」。もちろん村も祭りも実在しません。↓
カザフスタンの片田舎のTVレポーターは文化的に遅れていて、ある意味原始的で野蛮です。その上英語も訛りがあり、完璧に話せない。
そんな彼が遠慮なくぶしつけに、そしてある意味純粋に思ったことを口にし、人に接します。(彼は女性・ジプシー・ゲイ・ユダヤ人といろんな対象をヒドク差別しているんですが・・・)
彼がアメリカの文化を学ぶ旅に出て現地で騒動を引き起こしまくるというお話。
アメリカで素人さんに前もって知らせることもないドッキリ撮影をして相手の素の反応を見る事ができ、そんな様子を見て笑っていると知らずと自分が持っている人種などへの差別意識がはっきりと認識できる・・という仕組み。
ボラットはアメリカでさまざまな経験をします。
ちょっと面白かったのが「ペンテコステ派の集会」。失恋したボラットが知らずに迷い込みます。
「ペンテコステ派」ってキリスト教の一派のようですが、にぎやかで熱心で・・ボラットが普通の人に見えるくらいすごかった。
サシャ・バロン・コーエンの最新作は「ブルーノ」。もう公開済みですね。
”ファッションリポーターを務めるゲイのオーストリア人ブルーノがアメリカでスターになろうとする”ってお話らしい。下ネタがきつそうなのでまた観る決心がつくのに時間がかかりそう・・。