フィリップ・シーモア・ホフマンの演技を堪能する映画、かなあ。
製作年度:2005年
監督:ベネット・ミラー
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン 、キャサリン・キーナー 、クリフトン・コリンズ・Jr(allcinema ONLINE)
解説: 文学界に名を残す作家トルーマン・カポーティが、ノンフィクション小説の名作「冷血」を書き上げた6年間に迫るシリアスな伝記映画。実在した人物、トルーマン・カポーティを演じたのは、本作で第63回ゴールデン・グローブ賞主演男優賞を受賞したしたフィリップ・シーモア・ホフマン。脇を固めるキャストもエド・ハリスやクリス・クーパーといった実力派ぞろい。フィリップ・シーモア・ホフマンが甲高い声でカポーティ成りきる名演は必見。(シネマトゥデイ)
すでに作家として成功し、地位と名誉とお金に不自由しないカポーティー。「強盗殺人」の新聞記事から事件に興味を持ち、ノンフィクション小説というジャンルで「冷血」を執筆していく過程を描いています。
カポーティは有名人であることやお金を使って事件の周囲の人たちに取り入り、取材し、ついに殺人犯に自由に会えるようになるが、執筆途中から「お金(執筆)のために」会っているのか「殺人犯の友人として」会っているのかに悩み葛藤する。
カポーティーがどんな人だったのか?どんな作品を書いたのか?くらいは知って鑑賞したらさらに面白さが増すかも・・。(私は全く知りませんでした。)
彼は当時ショッキングであったであろう「ゲイ」である事をカミングアウトし、有名人であるゆえの華やかさと人を惹きつける話術で取り巻きも多い生活。しかしこの「冷血」執筆でダメージを受け、その後は作品を発表せず、死因はアルコール中毒だったように描かれています。
「モンスター」の時も思いましたが・・、私はこういうジャンルが苦手なようです。