製作年:2001年
監督:黒沢清
出演:加藤晴彦、川島亮介、麻生久美子、工藤ミチ、小雪、武田真治、風吹ジュン、哀川翔、役所広司
「CURE」「カリスマ」の黒沢清監督が、インターネットの世界を舞台に巻き起こる恐怖を描いたサスペンス・ホラー。一人暮しで平凡なOL生活を送るミチ(麻生久美子)。ある日、ミチの同僚が自殺。勤め先の社長は失踪。次々に友達が、家族が消えていく……。一方、大学生活を送る亮介(加藤晴彦)にはインターネットを介して奇妙な現象が起き始める。 胸騒ぎを感じた亮介は、同じ大学で奇妙なインターネット・サイトを研究している春江(小雪)に相談を持ちかけるが……。(allcinemaより)
黒沢清監督の作品は「CURE」と「呪怨」しか観ていません。「CURE」は原作本の方が好きで、「呪怨」は観たDVDでは説明不足の感が・・。
生きているのに死んでいるように孤独な人間と死んで永遠に孤独でいる幽霊の世界がインターネットを通じて回路が開いた状態になってしまう。幽霊が現実の世界に溢れ出てきてしまい、孤独の感情が感染した人間は脱げ殻のようになり死んでしまう。次第にまわりから人が消えついに人の姿が消えてしまった世界から「とにかく行ける所まで行こう」と逃げ出すが・・。
でも回路が開いている部屋を「あかずの間」としてビニールテープで隠す人がいたり、幽霊に取り付かれている人間は自殺したり・粉々になって散ったり・部屋の壁のしみになったり・・、と展開が散漫な感じです。私は米映画の分かりやすさに毒されているのでしょうか??武田真治が途中で唐突に説明してくれますがアッと言う間にいなくなるし・・。(原作本には肝心な部分が書かれているらしい。)若手俳優が多いせいか、演出のせいか台詞がテキトーに言われるので感情に訴えてこない。
と、文句ばかり書きましたが変なことが起こってる嫌な予感を感じさせつつ、生きながら幽霊のようになっていく友人たちを成すすべも無く(いろいろしてるんですが)止められない主人公たちの怖さを考えると怖い映画なのかも。
哲学ホラーってやつなのかな?作風なんですね。
この作品は私も見てますよ、邦画は3年に1度くらいしか見ない
私が借りてみた作品で大いに失望した作品でもありました。
あ〜やっぱりこの程度かっていうレベルの俳優陣にむかつき
台詞もまともにしゃべれないやつを使う意味が見あたらない
と憤った作品です。
ストーリーもよく分からず展開もダラダラしていて眠たかった
スピーディーさが無く起伏もないので盛り上がりようがないです。