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- 2014.05.02 Friday
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ティモシー・オリファント出演作なので見てみましたが・・。シンプルに伝わってくるものがあって、見ごたえありました。
製作年:2008年
監督:キンバリー・ピアーズ
出演:ライアン・フィリップ他
戦場の兵士不足を解消するために政府が兵士たちの兵役期間を強制的に延長できる“ストップ・ロス”という制度を適用された兵士が理不尽なシステムに立ち向かう姿を描いた戦争ドラマ。
タイトルの「ストップロス」とは、米軍において除隊直後に、その兵士の所属していた部隊が任務で派遣されると、強制的に除隊が取り消されるというもの。
優秀な兵士であればあるほど「ストップ・ロス」されてしまうのです。本人の意志と関係なく。
これはひどい制度ですね・・。
ブランドン・キング(ライアン・フィリップ)はイラクでの任務中に待ち伏せに遭い、部下を3人失ってしまう。
その後の休暇中には仲間たちの身にPTSD(心的外傷後ストレス障害)が起きていることも目の当たりにしますが、リーダーとして仲間を助けます。
ついに除隊という日、最後の手続きを済ませようとしているブランドンに軍は特例措置「ストップロス」を行使して除隊させないようにします。
それに抵抗してブランドンは脱走兵となってしまいます。
起訴や出国を勧められても「ストップ・ロスという制度がおかしい。」と強い意志で逃走を続けるブランドンですが・・。逃走の途中、亡くなった兵士の家族に会い、負傷した兵士を見舞い、「ストップ・ロス」で脱走兵となって逃げている兵士の家族と遭遇するうち自分の思いを口にします。
「戦場で信じられるのは両脇にいる仲間だけだ。仲間のためなら命をはれる。
しかし仲間が爆弾でやられて体が吹き飛ぶのを見れば、戦争とは殺すか殺されるかだと思い知る。もう殺しはうんざりだし仲間も失いたくない。」と・・。
「戦争」と「兵士」の問題は全く別の問題なのですね。ある意味兵士も犠牲者です。
最後のシーンでのブランドンは晴れ晴れとした表情をしています。自分がいたから兵士を亡くしたのではなく、自分がいたから救えた命があると思えたのではないでしょうか?
ティモシー・オリファントはブランドンの上官役。ブランドンに「おまえは優秀だから軍には必要だ」と言い渡し、脱走したあとも「帰ってくれば懲罰はしない」とあくまで軍の利益に忠実な上司でした。経験を積んだ大人という感じ。
ガタイがいいのでこういう役も似合います。
ちなみにこの映画、冒頭の市街戦がなかなかよくできていました。ブランドンは中隊長という隊のリーダーなので、任務をこなす責任もあれば、隊全体にに指示も出さなきゃいけない、部下の位置も把握しなきゃならない、部下の命も守らなきゃいけない・・、と大変な役目です。また市街戦になると戦う場が家の中になることもあるため民間人も戦闘員も一緒くた。近距離戦になりストレスも大きくなるし、民間人を殺してしまった兵士はさらにPTSDに苦しむことになる。
この映画、デリケートな内容なのでアメリカで右派がボイコット運動を起こしたと書かれているサイトもありますが・・。
政府のお偉方の都合や国の損得のために末端で戦う兵士が心身共に傷ついているという現実に目を背けてはならない・・。いろいろと考えさせられます。
「ヒットマン」と2丁拳銃つながりで。こちらは「子連れ狼」も入ってます。
製作年:2007年
監督:マイケル・デイヴィス
出演:クライブ・オーウェン他
人参好きで、子どもと犬に弱い男は拳銃を持たせたら無敵だった。
助けた見知らぬ妊婦のお産までさせてしまうこの小器用すぎる男は、生まれたばかりの赤ん坊を抱え、人の銃を取ったり、拾ったりしながら逃げ続けます。追ってはなぜか赤ん坊を殺すのが目的らしい。赤ん坊の乳はどうするのか?母親は誰なのか?追っての目的は?と、2万5千発の弾を撃ちながら謎の核心に近づいていきます。何せ赤ん坊と乳母の娼婦も守らなくちゃいけないので大変。
面白かった〜。
始めから終りまで続く銃撃戦は飽きさせずトラップ利用やカーアクション、スカイダイビングまでしてしまう。(銃の種類もさまざま)銃撃戦で忙しい中、登場人物のキャラも立てていくという細部まで凝った作りは「どうやって考えていったんだ」というほどオタク感が満載でした。
ここで気になった人はもちろんクライブ・オーウェン 1964年、イギリス生まれ。
ここ10年ほどの彼の活躍はめざましいですね。画像を探していたらどれも素敵で迷ってしまいました。どんな写され方でもかっこいいなんて、スゴイ人だ・・。
たちの悪い風邪でダウンしてました。
製作年:2007年
監督:アルフレッド・ロット
出演:メラニー・ロファン他
絡み合う狂気の連鎖に新米女性刑事が挑む新感覚サスペンス!誘拐された少女の遺体に浮かぶ微笑の謎。プロファイリングを得意とするリューシー巡査長は独学で習得した知識を駆使し、轢き逃げ事件と誘拐殺人事件の犯人像を割り出していくのだが…。
2つの事件が交差した所から始まり、双子赤ちゃん持ちの新人女性刑事が犯人を追い詰めていくお話。結構丁寧な作りのサスペンス。
主人公のシャワーシーンが無理やり入るところがフランスらしい・・といえば、そうかなあ。
退廃した、耽美な趣味をお持ちの方がたくさん出てきます。
その一方、結婚や仕事で上手く行かず行き詰っている男たちの金目当ての殺し合い・・。
しかし・・フランスって恋愛に関しては自由な国なのかもしれません。主人公の母親は彼氏をとっかえひっかえ・・。ふ〜〜ん。年とっても「枯れない」お国柄なんだ・・。